あらすじ

失敗した成り損ないの神に、未来を選ぶ資格はない――。 仲間は誰一人残らなかった。 大規模怪異災害によって未来は崩壊し、西条実鹿はたった一人の生存者となった。 人々を守るためだけに生きてきたはずだった。それでも彼は、誰も救えなかった。 死の間際。 彼の前に現れた神は、ただ一言だけ告げる。 ――『あいされなさい』 そして次に目を覚ました時、実鹿は十七歳に戻っていた。 生まれながらに不幸を引き寄せ、幼い頃に神隠しに遭い、神の器となった存在。 神的存在特例第一号、《神依様》。 今度こそ誰も死なせない。 そう決意した彼の前に現れたのは、未来を変えるための《神託》だ。 だが神託は未来を教えない。 死を知らせることも許さない。 与えられるのは、意味不明で回りくどい選択肢ばかり…… 怪異事件。 超自然現象管理局。 そして《運命書》の欠片を巡る争い。 これは、愛を知らない神様が、初めて誰かと共に生きようとする物語。

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小説を読もう2026/06/03
  • 現在の作品巡鹿裁定――あいしていますか、神依様――