あらすじ
赤い色が大好きなきーきーが、赤い色のジャージを着て、ヘアバンドをして、めがねをかけて、だらだらとしている。(あいかわらずだらしない。でもスタイルがいいから、だらしないのに似合っている。ずるい)
「あ、みも。おかえりなさい」
口と足をぶらぶらと空中で器用に動かして、ものでごちゃごちゃしているおもちゃ箱の中みたいなぬいぐるみと洋服の溢れかえっている部屋の中に帰ってきたみもにきーきーは言った。
ポテトを食べながら。
ごろごろとしたままで。
みもはなんだかとっても腹が立ったので買ってきた美味しいってうわさのおしゃれなお店のドーナッツを袋から取り出して、一人でむしゃむしゃと食べ始めた。
「あっ! 私の(期間限定のチョコレートナッツ)ドーナッツ!!」
きーきーがが驚いた顔でみもに言った。
みもは怒った顔のままで、ほほを大きく膨らませながら、きーきーのぶんのドーナッツを食べ続ける。