あらすじ
私立青葉台高校に通う高校二年生、鳴海 悠真は少し面倒くさがりな普通の男子高校生。
そんな彼の平穏は、クラス替え初日に終わった。
前の席になったのは、学校一の美少女として名高い一ノ瀬 奏。
茶髪の似合う明るい美少女――なのだが。
「鳴海くん。犬ってたまに人語わかってる顔するよね」
「朝から何の話だ」
「シャーペンの芯が出ない」
「ノックしろ」
「念は送った」
「文房具に気合制導入すんな」
実際は、とんでもないド天然だった。
毎日マイペースに振り回され、気づけば“奏専用ツッコミ役”になっていた鳴海。
最初は「なんなんだこいつ……」と呆れていたはずなのに、放課後の何気ない会話や、無防備な笑顔に触れるうち、少しずつ奏の存在が特別になっていく。
そしてそれは、奏も同じだった。
これは、前の席から始まる、
ちょっと騒がしくて、すごく優しい、
“好きになるまで”の青春ラブコメ。