あらすじ

発展すること、成長すること、大きくなること。 それらは、いつの間にか無条件で「善」として語られるようになった。 会社の中でも、社会の中でも、数字を伸ばすことは正義として扱われる。 けれど、その先に何があるのかとなると、途端に話は曖昧になる。 豊かになることと、幸福になることは、本当に同じなのだろうか。 GDPや売上のような数字は分かりやすい。 比べやすく、管理しやすく、成果としても見せやすい。 だからこそ、僕たちはいつの間にか、数字が伸びることそのものを善だと思い込まされていく。 発展そのものが悪いのではない。 けれど、「何のための発展なのか」という問いを失ったとき、社会は豊かになれても、幸福にはなれないのではないか。 数字だけが前に進み、人の感覚が置き去りにされていく時代に、生きにくさの正体を考えるエッセイ。

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カクヨム
カクヨム2026/06/03
  • 現在の作品【エッセイ】数字の先に、幸福はあるのか