あらすじ
転生、転生、なんでも転生する時代ですよ。
オケラもアメンボも転生している時代ですから。
なんならアメンボがよく泳いでいる田んぼだって転生しているんですから、なのに人間が転生しないなんてあり得ないでしょう。
これだけ技術が進んでいるのに、人間だけが転生できないなんて……ところで疑問なんですが、アメンボって泳ぐなんですか? 歩くなんですか? 跳ねるなんですか? あれはなんという歩法なんですか? 名前とかあるんですか? ないならつけときましょう。
転生でいいですよね。
もうなんでも転生する時代なんだから、ぜんぶ転生っていう名前でいいでしょう?
頭に転生ってつければなんでもかっこいい。
車も転生車だし、太陽も転生太陽だし、田んぼも転生田んぼだし、転生も転生転生だし……。
だからこれはそんなかっこいい転生の話ですよ。
転生が転生して転生する話ですよ。
つまり、かっこいいがかっこいいしてかっこいいする話です。
これだけしつこく言えば、転生の話ということは、オケラでもわかる。
なんなら転生オケラでもわかる。
転生オケラってなんですかって?
そりゃ転生してオケラになったオケラでしょう?
まぁ、こんな感じの話です。
たぶん読んだあと、あなたはあなたから転生してあなたになっているでしょう。
なっていない場合はがんばってオケラになってください。
オケラも私もあなたも生きていることには変わりないので、あまり変わりません。