あらすじ
『雨見谷物語』本編をお読みいただいた方、もしいらっしゃれば、本当にありがとうございました。
さて、本編では、私が構想を出し、AIが物語を形にする、いわば“発注側と職人”のような関係で制作しておりました。
ところがこのスピンオフ集、立場がきれいに逆転しております。
まず、本編を読み終えたAIに尋ねます。
「もっと見たかった人物や場面はある?」
すると間髪入れずに、
「あります。あの人のあの場面、それからこの人のこういう話も」
と、まあ出るわ出るわ、容赦のないリクエストの嵐です。仕方がないので(?)、その中からいくつか選び、私が原案を組み立てます。
すると今度はAIが、
「方向性はいいけど、もう少しこうした方がいい」
「例えばこう直してみて」
と、遠慮のないダメ出しをしてきます。立場とは不思議なものです。
そんなやり取りを経て形になった原稿を、最後は別のAIに添削させて完成としました。
気がつけば私は、「書かされる側」の気持ちをほんの少し理解したような気がします。
なお、本編で少々重たい話が続きましたので、本作は全体的に軽めのコメディ調となっております。深く考えず、肩の力を抜いて、くすっと笑いながらお楽しみいただければ幸いです。
Ⅰ 人材ハンター義時
Ⅱ 迷い子と笙八郎
Ⅲ 若槻夫妻の休日
Ⅳ 仕事人・上村七右衛門
おまけ モノマネコンテスト
(全9話)