あらすじ

「私、音の色や形が見えるんです」 高校1年生の原田八重は、音楽室でそう打ち明けて来た。 共感覚と呼ばれる、特殊な脳の動きにより、八重は光の刺激で聴覚が、音の刺激で視覚が反応するという体質だった。 誰にも理解されない世界を打ち明けた八重の話しに、音大出身の教諭は耳を傾ける。 「これが聞いてほしいことで、あと先生には別に相談があって」 「へ? そうなの?」 八重は顔を教諭に近づけて、真剣な顔で囁いた。 「先生は、女性同士の恋愛って、どう思います?」 放課後の音楽室に、百合の花が咲いた――かもしれない?

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小説を読もう2026/06/03
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