あらすじ

結婚式の披露宴会場で、私は拍手を続けていた。 祝福の輪の中に紛れながら、ただひとり、そこにいないふりをして。 スライドショーに映る『ふたりの物語』は、誰かにとっての運命で、誰かにとっての真実だった。 そして私にとっては――奪われたはずの時間の記録だった。 あの人の笑顔を、私は昔から知っている。 その隣に立つ資格は、ずっと前から私のものだったはずなのに。

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小説を読もう2026/06/03
  • 現在の作品祝福の外側で、あなたを見ていた