あらすじ
ある日、平和な農村で暮らしていた少年レオンは、突如として現れた魔王軍によって故郷を失う。
家族を失い、仲間を失い、それでもレオンは剣を取った。
「自分と同じ思いをする人を、もう誰一人増やしたくない」
その想いだけを胸に、魔王討伐の旅へ出る。
だが旅の途中で出会ったのは、世界の歴史に疑問を抱く少女だった。
彼女は語る。
「この世界には、隠された真実がある」
なぜ世界から失われたはずの魔法が突然蘇ったのか。
なぜ知性を持つ魔物が現れたのか。
なぜ魔王は再び世界へ現れたのか。
そして――
かつて世界を救った勇者と賢者は、本当に英雄だったのか。
これは、人類に絶望した神と、それでも人を守りたい少年の物語。
『悪意と祈りのアポカリプス』
神ですら答えを出せなかった問いに、一人の少年が向き合う。