あらすじ

北海道の深い森の奥。 そこには、一人の寡黙な猟師・五郎と、その相棒である賢い三毛猫・たまが暮らしています。 大きくて無骨な五郎の長靴の後ろを、ちいさな四つの肉球がトコトコと追いかける。 ふたりが歩く北の森は、季節の移り変わりとともに、毎日ちがう表情を見せてくれます。 初夏の風が運ぶ瑞々しい山菜の匂い、エゾハルゼミの大合唱。 秋の川を力強くのぼるサケの姿や、冬の厳しくも美しいパウダースノー。 これは、そんな北海道のリアルタイムな自然の中で、ふたりが季節の恵みをそっと分け合いながら生きていく、ただそれだけの、ほんわかとした日常の物語。 言葉はなくても通じ合う、ひとりと一匹の、世界で一番おだやかで優しい時間がここから始まります。

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小説を読もう2026/06/02
  • 現在の作品五郎とたまの、のんびり四季ごよみ