あらすじ
気弱な農民少年リクが授かったスキルは、戦闘向きではないはずの《闘技場》。
それは、好きな場所に闘技場を建てられるだけの不思議なスキルだった。
しかも闘技場の中で倒されても死なず、外へ強制退場されるだけ。
戦うのが怖いリクは、村外れに小さな闘技場を建てる。
するとそこへ、死なずに本気で戦える場所を求めた戦闘狂たちが集まり始めた。
怖い剣士。
明るい細剣使い。
負けても元気な見習い少年。
流浪の侍。
そして、なぜかリクを団長と呼び始める者たち。
リクが決めた掟は三つ。
一、民間人から奪わない。
二、闘技場の外で喧嘩しない。
三、弱い者は守る。
戦えない農民少年のもとに、戦闘狂たちが勝手に集まっていく。
やがて小さな闘技場は、休息亭、団員寮、依頼受付所を備えた守闘団の拠点へと育っていき――。
これは、戦わない少年が最強傭兵団の団長になってしまう、ほのぼの成長ファンタジー。