あらすじ
深夜の街で女性の衣服のみを『摩擦係数ゼロ』にしてポロポロと脱がせる、世間を震撼させた稀代の変態・裸父裸擦(らぷらす)。
彼はあえなく警察に捕まるも、取り調べ室での壮絶なラッキースケベ(ビンタの瞬間、接触面を『摩擦係数1』にして大密着)の絶頂の中、うっかり絶対防御を解除して後頭部を強打――あっけなく死亡する。
しかし、目覚めるとそこは異世界。なぜか素っ裸で、凶悪なメスオークの群れに蹂躙される絶体絶命のピンチだった!
「こんなハーレム、いや~!」と激昂したラプラスは、己の能力を発動。交合局部を『摩擦ゼロ(虚無)』にして性欲を削ぎ、しつこい個体は『摩擦1』による数千度の摩擦熱で下半身から爆破・溶解! 見事にオークの村を全滅させる。
しかし、窮地脱出後に待っていたのは、大航海時代のヤリ逃げ男どもが持ち込んだ『梅毒(スピロヘータ)』に侵され、絶滅寸前の女だけの村だった――。
絶望に嘆く200人の美女たちを前に、ラプラスの変態の脳細胞が閃く。
「スピロヘータって超高速で自転(らせん移動)する菌じゃん。ってことは、おれの絶対防御付きの『一物』から放たれる【摩擦係数1の特効薬(精子)】を直接注ぎ込めば、自爆(消毒)できるんじゃね……?」
これは、己のエロと物欲に忠実なだけの男が、世界の基本ルールをバグらせながら、図らずも世界を(主に下半身から)救い「医学の父」と崇められていく、最悪で最高の熱力学ラブコメディである!多分・・きっと・・