あらすじ
高校入学直前、突如として異世界へ転移した少年・神代 蓮(かみしろ れん)。
彼が飛ばされたのは、過酷極まる剣と魔法の世界だった。仲間? 足手まといだからいらない。一人で血反吐を吐きながら強さを追い求めた蓮は、わずか5年で魔王をソロ討伐し、世界に平和をもたらしてしまう。
そして念願の帰還。目を開けると――そこは転移したまさにその瞬間、自分の部屋だった。
時間は1秒も進んでおらず、肉体も5年前のひょろひょろな15歳に戻っている。しかし、魂に刻まれた最強の魔法技術だけは健在だった。
「……よし、もう戦わなくていいんだな!?」
異世界での命懸けの毎日に辟易していた蓮は歓喜する。彼の目的はただ一つ。
「普通に勉強して、進学して、就職して、現代の豊かな娯楽を骨の髄までしゃぶり尽くすこと」。
だが、現代は思ったよりも物騒だった。
裏では妖怪が潜み、学校のクラスメイトには身分を隠した魔法使いが紛れ込んでいる。どうやらこの現代にも、裏の社会が存在するらしい。
「いや、マジで関係ないから。俺、普通に赤点回避しなきゃいけないし」
かつて世界を救った最強の少年は、どれだけ怪異に遭遇しようが、どれだけ魔法使いの美少女に巻き込まれそうになろうが、絶対に力を使わない。彼の前に立てば、どんな大妖怪も一瞬で塵にできる。だが、蓮が本気を出すことは決してない。彼が拳を振るうのは、せいぜい絡んできたその辺の不良を、一般人のフリをしてあしらう時だけ。
これは、最強の力を完全にニート化させ、現代の娯楽をこよなく愛する元英雄の、徹底した「絶対非戦闘」ラブ&ピースな日常コメディ。
※この作品はAIを補助として利用しています