あらすじ

狩人組織《黒燭の牙》第七部隊の隊長・イグナーツは、任務の帰路、魔物の大群に追われた末に仲間たちと共に辺境の「黒燭の塔」へと逃げ込んだ。 部隊員は隊長を含めて十名。 本部への救援要請は送った。だが、救援隊の到着まで——半年。 塔を包囲した魔物の群れは退く気配がなく、毎夜執拗な襲撃を繰り返す。昼は防衛準備と食料調達、夜は死闘。逃げ場のない密室で、十人の狩人たちは徐々に追い詰められていく。 仲間を庇って魔物に噛まれた男が変貌し始める。精神が限界を迎えた者が壊れていく。絶望が、じわじわと部隊を内側から腐らせていく。 魔物だけが敵ではなかった。 孤立した密室、尽きていく物資、蝕まれていく心——果たしてイグナーツたちは、半年間を生き延びる事が出来るのか。 **これは、極限の籠城戦を戦い抜いた狩人たちの記録である。**

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/06/02
  • 現在の作品魔物に包囲された塔で半年間の籠城を命じられた狩人部隊、仲間たちは少しずつ壊れていき、救援隊が来た時には俺しか残っていなかった