あらすじ
かつて自らもステージに立ち、夢を追いかけて踊っていた一人の女性がいた。
ムサシエンタテインメント・ダンススクール「MEDS」の校長、日紫喜寿々(ひしきすず)。
今ではスクール事業を支え、多くの若い才能を育てる立場にある彼女だったが、その胸の奥には、かつて夢にすべてを懸けていた頃の情熱が、今も静かに残り続けていた。
そんな寿々の前に、ある日突然、新たな転機が訪れる。
昔からのダンス仲間であり、現在はムサシエンタテインメント代表を務める古希武蔵から告げられたのは、株式会社LoHiの事務局長就任という思いもよらぬ依頼だった。
育てる側として歩んできた寿々は、戸惑いながらも、LoHiという巨大なプロジェクトの運営の中枢へと足を踏み入れていく。
『CHARALAND RISE! chapter3』では、LoHi事務局長となった寿々の視点から、すでにLoHiへの参加が決まっているアイドルユニット、そしてLoHi参入バトルに挑むアイドルユニットたちの動向が描かれる。
夢を叶えるために前へ進もうとする者。
頂点を目指して火花を散らす者。
仲間とともに未来を掴もうともがく者。
その一つひとつの姿を見つめながら、寿々自身もまた、かつて夢を追いかけていた自分と向き合うことになる。
華やかなステージの裏側で交錯する思惑、熱狂の中で剥き出しになっていく才能と覚悟。
LoHi参戦バトルは、ただの勝負ではない。
そこは、誰が“選ばれる”のかではなく、誰が自らの力で“未来を奪い取る”のかを問われる場所。
その最前線に立つ若者たちを見守るなかで、寿々は育てる者としての誇りと責任、そしてかつてステージに立っていた者だからこそわかる痛みや願いを、改めて胸に刻んでいく。
これは、若きアイドルたちの戦いを描く物語であると同時に、
夢を支える者が、もう一度“夢”と向き合う物語でもある。
『CHARALAND RISE! chapter3』――LoHiと参戦バトルの新たな幕が、いま開く。