あらすじ
ゴーマニズム宣言 愛子天皇論』を読んだことをきっかけに、私は皇位継承問題について改めて考えることになった。
男系か女系か。
宮家創設は必要なのか。
制度は変えるべきなのか。
しかし歴史を調べていくうちに、私の関心は別の方向へ向かっていった。
継体天皇。
後鳥羽上皇。
後醍醐天皇。
享徳の乱。
足利義維。
なぜ人々は権威を認めたのか。
なぜ正統性だけでは足りなかったのか。
そして、なぜ継体天皇は受け入れられたのか。
男系論や女系論を考え続けた末に辿り着いたのは、皇位継承の正解ではなかった。
権威とは何か。
その問いそのものだったのである。
歴史好きの一読者が、天皇制度を通して「権威」と「信用」の正体を考察した記録。