あらすじ
かつて異次元から地球侵略を目論んだ獣人国家――グライム帝国。
しかし、その野望は正義の戦士エルレイザーによって打ち砕かれ、皇帝グラグーラ・フィメール150世は討たれた。帝国は撤退を余儀なくされるが、その混乱の中で皇女ヴィクセンと2名の部下たちだけが地球に取り残されてしまう。
それから数年――。
亡き父の遺志を継ぎ、「人と環境に優しい世界征服」を掲げるヴィクセンは、わずか3人だけの組織『スーパーグライム帝国』を結成。執事兼科学者のビルゴ、忠実な戦闘員シモーベと共に、世界征服への第一歩として様々な作戦を実行していた。
だが現実は厳しい。
資金不足で毎日アルバイトに追われ、ようやく作った怪人は能力が微妙だったり暴走したり大爆発したりの連続。作戦は失敗し、ヴィクセン自身も毎回のようにボロボロになる始末。
さらに彼女たちの前には、かつて帝国を滅ぼした宿敵エルレイザーこと万河烈が立ちはだかる。
……とはいえ、烈は世界が平和すぎて暇を持て余しており、時には敵であるはずのヴィクセンたちの作戦会議に参加したり、アジトで雑談したりすることすらある。
果たしてスーパーグライム帝国は世界征服を成し遂げられるのか?
そもそも征服する気は本当にあるのか?
世界征服を目指すポンコツヴィランと、暇を持て余した正義のヒーローが繰り広げる、ドタバタ逆ヒーローコメディ開幕!
笑いあり、爆発あり、友情あり。
そして世界征服は、たぶん今日も進まない。