あらすじ
D.C.2000年、宇宙より飛来した謎の巨大飛翔体が日本上空に出現する。
それは人類へ直接攻撃を加えることなく、ただ地球を周回し続けていた。
しかし、飛翔体に対するあらゆる攻撃は未知の波動エネルギーによって無力化され、周囲数百キロの電子機器はすべて停止する。世界は恐怖に包まれ、人類史上初の共同軍事作戦「オペレーション・ユニオンランス」も失敗に終わる。
破壊できず、理解できず、止めることもできない存在。
その恐怖は人類の理性を崩壊させ、暴動、戦争、飢餓、国家崩壊を引き起こした。地球人口の半数は、飛翔体の攻撃ではなく、人類自身の混乱によって死に絶える。
最後の希望として、日本は極秘に開発した三機の巨大人型兵器「連華」「月華」「劣華」を投入する。三機は飛翔体を大気圏外へ弾き飛ばすことに成功するが、飛翔体は地球へ引き戻されるように再び帰還する。
人類は敗北した。
だが、飛翔体はいまだ何も語らず、何も攻撃しない。
これは、未知の存在との戦いであると同時に、恐怖に飲まれた人類自身との戦いの始まりである。