あらすじ

空から惑星が降り、世界が壊れ始めた日。 私は、友達と一緒にいた。 橋の上で彼を助けたとき、私はただ「良かった」と思った。 生きていてほしいと、心から思った。 けれど彼が真っ先に探したのは、恋人に連絡するためのスマホだった。 その瞬間、わかってしまった。 私は彼にとって「特別」ではなかった。 ただの友達だった。 いや、元からわかっていた。 特別だと思っていたかっただけなのかもしれない。 世界が終わるかもしれない日、 本当に終わっていたのは、世界ではなく――私の中の関係だった。 「恋人なんだから」 「だってお前は友達じゃん」 その一言が、空から降るどんな災害よりも重く響く。

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カクヨム2026/06/02
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