あらすじ
俺に関しての記憶を全て失ったお前は、俺にとっては死んだも同然だ。
つまり昨日、俺の相方は死んだ。そういうことにした。
そして赤の他人に生まれ変わったんだ。
だから、もう俺はお前に会わない。
辛くて苦しい芸能界の記憶を、もう二度と思い出さなくていいように。
ワガママで役立たずな俺の面倒をもう見なくていいように。
でも、少し寂しいから。
希望を捨てきれないから。
祈りをこめて、思い出をネタ帳に綴ることにした……
20年の時を共に過ごした「相方」の藍沢が、事故で記憶喪失になり、芸人であることを忘れた。
しかし財前は、藍沢が記憶を取り戻さない方が幸せだと思い、「赤の他人」になろうとする……。
―――記憶を無くした時、絆も消えるのか。
キーワード:お笑い芸人 記憶喪失 友情 コンビ愛 切ない 嘘 涙 いじめ
※モデルとなる芸人さんは居ますが、この話自体はもちろんフィクションです。