あらすじ

日本最大の指定暴力団、『京桜会』。その直系に位置する『白瞳会』で、かつて神速と称され、その実力と侠気で数多の極道をまとめ上げた男がいた。 京桜会直系白瞳会若頭、『松本正義』。 しかし、その経緯知られざるまま教師に転身する。 発端は京桜会会長の不振死と、その管理下にあった1000億円の消失。 組織は乱れ、やがて金か跡目かの欲望飛び交う争いへと発展してゆく。 極道から足を洗った松本正義の身にも、それは降りかかった。 教え子の失踪。極道界の事件との関連性を見抜いた松本は、教師としての責務をこなしつつ、再び元の世界へと身を投じる。 ヤクザとして培って来たその男の誇りは、子供達に、その親達に、何を伝え、何を与えるのか。 社会の敵であったその男の魂は、何を求め、何を拒み、そして何を得るのか。 絶望と憎悪に塗れたその男の生き様は、極道としてでなく、しかし極道らしく、教師としての激情溢れるものになる。 これは、人間如きには語れぬ正義、しかしそれを必死に語ろうとする男の、驕りの物語。

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エブリスタ
エブリスタ2012/01/09
  • 現在の作品正なる義を背に