あらすじ

高校2年生の松本菊依(きくえ)は、4年前に突然姿を消した幼馴染・銀也のことを忘れられずにいた。 「ごめんな」 それだけを残して去った彼は、もう二度と会えないと思っていたのに――。 春の日。 駅前で偶然再会した銀也は、昔と変わらない笑顔で言った。 「誰かと思たら、キクか」 懐かしい声に胸が高鳴る。 けれど彼は、どこか他人行儀だった。 「ただの昔馴染みや」 そう言って距離を置くくせに、放課後には迎えに来る。 困っていれば助けてくれる。 他の男が近づけば、優しい笑顔の奥に見たことのない顔を覗かせる。 まるで特別みたいに接するのに、 肝心なことだけは何一つ教えてくれない。 なぜ、あの日いなくなったのか。 なぜ、今になって帰ってきたのか。 銀也が隠し続ける「嘘」が明らかになったとき、 菊依は彼が背負っていた孤独を知ることになる。 これは、 幼馴染に捨てられたと思っていた女の子と、 彼女を守るために嘘をつき続けた男の、 切なくて、甘くて、ときどき危険な再会ラブストーリー。

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エブリスタ
エブリスタ2026/06/01
  • 現在の作品嘘つき蛇は、今日も私を離さない