あらすじ
児童養護施設「ちしま学園」で暮らす小学五年生の白井冴は、母との突然の別れを胸の奥に封じ、ひっそりと毎日を過ごしていた。仲間から辛く当たられても言い返せず、ただ耐えるだけの日々。同じ施設で暮らす青柳透矢もまた、生きづらさを抱える冴を見て見ぬふりしてきたことに自己嫌悪を抱き、人との距離を置いていた。
『こんな自分は嫌だ。変わりたい!』
冴の強い願いに応えた折り鶴は光をまとい、空へ舞い上がる。透矢とともに後を追った先は、花も山も生き物も折り紙でできた異世界〈折り神ノ国〉だった。
そこで出会った二匹の折狐、魂太郎とお魂、そして折り神さまから、二人は「五つの折り紙魔法を集め、異世界を脅かすオモカゲを封じる使命」を託される。
表紙・方言監修にAIを使用しています