あらすじ

慶応三年十一月、坂本龍馬が暗殺された翌朝。 海援隊の無名の帳簿係、岡崎惣介は遺品整理の中で一冊の帳簿を見つける。表紙に書かれた見慣れない名前——「黒船商会」。 数字を読み解くうちに、惣介は気づく。龍馬は刀でも銃でもなく、帳簿と航路と情報で、見えない敵と戦っていた。 敵の名は東インド会社。港を買い、保険を握り、人が選べなくなるように設計する巨大な経済の仕組み。 龍馬が残した「設計図」を求めて、惣介は長崎から函館へ向かう。共に動くのは、父の死の証拠を十年間守り続けた通詞・橘澄。そして同じ仕組みに父を奪われた男・神谷弦四郎。 龍馬は何を見ていたのか。設計図には何が書かれていたのか。そして帳簿係の惣介に、龍馬の続きが動かせるのか。 刀を使わない、幕末経済サスペンス。 キャッチコピー 龍馬が死んでも、設計図は残った。受け取る者がいれば、続きは動く。

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小説を読もう2026/06/01
  • 現在の作品Company ―龍馬が死んだあと―