あらすじ
弱者が踏みにじられる世界を変えたい。
そのために、少年リル=グレスは王になると決めました。
たいへん美しい決意でございます。
美しいものは、よく燃えます。村など特に。
彼の傍らに立つのは、犬耳の道化魔術師マル=シレス。
戦場を覆し、敵兵を転ばせ、死に至る傷を塞ぎ、不可能な勝利を可能にする、たいへん便利で、たいへん信用ならないチート存在でございます。
ですが、王への道は、敵を斬るだけでは進めません。
救うために焼いた村。
守るために踏み越えた一線。
名も知らぬまま失われた命。
神殿、貧困、差別、医療、そして王権そのものが孕む暴力。
これは、弱者を救おうとした男が、踏みにじる側に立ったことを忘れないための記録。
さあ、陛下未満の陛下がどこで王になり、どこで魔王になるのか。
どうぞご笑覧くださいませ。
※王と道化のバディものと、自分の正義でがんじがらめになって身動きが取れなくなる男と、最強の味方なのに最悪なチート存在と、寄せ集め部隊の成り上がりと、官僚制と、すべてを台無しにする破滅が含まれています。
※ネタ出し・プロット作成にAIを活用しています。