あらすじ
十五年前に起きた事件。
それは長い間、医療ミスの可能性として捜査され続けていた。
しかし被害者に関する証言がない。
被害者家族の証言もない。
やがて重要証拠である今現在のMRI画像が手に入り、捜査は本格化する。
だが警察はまだ医療ミスだと信じていた。
そう思い込まされていた。
協力者を装う医師たちによって――。
一年後、警察はようやく気付く。
これは医療ミスではない。
殺人未遂事件だったのだ。
だが事件は公表されなかった。
複雑化する捜査。
責任を取りたがらない関係者たち。
そして置き去りにされる被害者。
十五年かけて辿り着いた真実が、再び埋もれようとしていた――。
さらに失われていた記憶を取り戻した被害者は、自らの記憶の中で衝撃の事実を知る。
なぜ自分が狙われたのか。
なぜ十五年もの間、真実が隠され続けるのか。
そして被害者は知る。
自分が狙われた理由が、あまりにも理不尽なものだったことを――。
十五年越しの告発が始まるーー。