あらすじ

俺は、未完成の楽曲を残したまま過労死した。 前世は、しがないボカロP。 そして転生した先は、歌に魔法が宿る異世界だった。 祝福を与える讃美歌。 子どもを眠らせる子守唄。 作物を育てる収穫歌。 人々は歌によって暮らしている。 だが、この世界の歌は神が与えたものだけだった。 新しい歌は生まれない。 自由な演奏も存在しない。 歌は祈りのためだけに歌われる。 そんな世界で俺に与えられたのは、『変声(ピッチシフト)』というハズレスキル。 夢も音楽も諦めて生きていたある日、俺は一人のシスターと出会う。 透き通る歌声を持ちながら、自分の才能に気付いていない少女。 その声を聞いた瞬間、俺は確信した。 ――俺の頭の中にしか存在しない音楽を、この世界で鳴らせると。 ロック。 ボカロ。 そして、まだこの世界に存在しない音楽。 神に否定された“騒音”は、人々の心を揺さぶり、やがて神が支配する音楽そのものを書き換えていく。 これは、神が定めた歌しか存在しない世界で、元ボカロPの俺が音楽革命を起こす物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/06/01
  • 現在の作品神に捨てられた音楽で、音楽を革命する 〜讃美歌が支配する世界で、“異端のビート”がルールを書き換える〜