あらすじ

王弟・珖雅は困っていた。 数年ぶりに再会した幼馴染の蓮珠へ恋文を送っているのに、肝心の返事が来ないのだ。 代わりに届くのは、季節の菓子や小さな贈り物ばかり。 落雁、餡餅、焼き菓子、蜂蜜漬けの木ノ実――。 しかもそのどれもが、幼い頃に二人だけで決めた“特別な意味”を持つものばかりで、脈があるのかないのかまるで分からない。 会いたいなら会いに行けばいい。 そう側近たちは言うけれど、恋愛だけはなぜか臆病な珖雅には、それができない。 一方の蓮珠もまた、珖雅を想い続けていた。 けれど、数年前に交わしたある約束が心に引っ掛かり、素直に気持ちを伝えられずにいる。 そんな二人の間を行き来するのは、恋文と、意味ありげな甘い贈り物だけ。 さらに珖雅は、変装して蓮珠の様子を見に行った結果、自ら恋人疑惑まで生み出してしまい――。 恋文の返事は来ない。 でも、甘い贈り物は返ってくる。 両想いなのにすれ違う、恋愛ポンコツ王弟と素直になれない幼馴染の、じれじれ再会恋物語。

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小説を読もう2026/06/01
  • 現在の作品恋文の返事は来ないのに、お菓子だけ返ってくるので毎日悶絶しています ~幼馴染と私だけが知る、お菓子の意味~