あらすじ
王都のブラックポーションギルドで徹夜の酷使に耐えていた社畜のタイチは、あらゆる液体を「アルコール度数9%の酒」に変えてしまうユニークスキル【神の泥酔】を理由に、辺境の街へと左遷されてしまう。
しかし、新天地のボロ店舗でただの井戸水にスキルを掛けた結果、傷を瞬時に癒やし、全ステータスを5倍に跳ね上げる『神話級エリクサー(ストロング・レモン風味)』が誕生。ひょんなことから瀕死の聖騎士隊長・セレスティアに飲ませたところ、彼女は圧倒的なバフと「度数9%の泥酔」によって恐怖心を失った狂戦士へと変貌し、単独で地竜をワンパンで粉砕してしまう。
これを機に、タイチの店は辺境討伐部隊の御用達「ストロング・ポーション屋」として大繁盛。常時ステータス5倍の「酔いどれ騎士団」が辺境の魔物を物理的にすり潰して平和を謳歌する中、タイチを追放して生産ラインが崩壊した元ブラック上司が製法を奪いに来るが、酔っ払い騎士たちの圧倒的暴力の前に泣きながら逃げ帰ることに。
さらには、街を滅ぼす数万の魔物の大群(スタンピード)まで襲来。タイチは大切な常連客と街の平和を守るため、自身の全魔力を注ぎ込んだ度数12%・ステータス50倍の禁断の霊薬『ストロング・ポーション・ゼロ』を解禁する。
これは、左遷された元社畜が、酒癖の悪い最強のポンコツ騎士たちと共に送る、最高にハイでストロングな辺境スローライフの物語。