あらすじ
前世は伝説の暗殺者。今世は可愛い公爵令嬢!血生臭い世界と縁を切り、憧れの「普通の可憐な女の子」として生きることを誓ったシルフィア。
しかし、魂に染み付いた暗殺者の本能はそう簡単に抜けない。
夜会を見渡せば無意識に暗殺ルートを算出し、近衛騎士団長でもある第二王子レオンには「油断ならん戦士」だと目をつけられてしまう。そんなある日、学園のお茶会で熱い紅茶をぶちまけられる嫌がらせがシルフィアを襲う!
「ドレスが汚れたら女の子として失格!」
そう思った彼女が繰り出したのは、前世の戦闘技術だった。
一滴もドレスを汚さず、宙を舞うカップを優雅にキャッチする神回避を披露!
周囲の令嬢たちは「底知れぬ怪物」だと戦慄し、それを見ていたレオン王子も恐怖する。
言い訳のためにシルフィアが放った渾身の「恋する乙女のセリフ」は、王子の脳内で「血の宣戦布告(脅迫)」へと最悪の翻訳をされてしまい――!?
本人は「普通」を目指しているのに、周囲が勝手にビビり散らかす!完璧な暗殺スキルが生む、爆笑すれ違いコメディ