あらすじ

大学生の風宮瑠夏は、よく備える。 録音機。 メモ帳。 契約書。 六法全書。 何かが起きてからでは遅いからだ。 誰かが消えてからでは遅いからだ。 だから備える。 来たる日のために。 そんな彼女が入り浸っているのは、街の片隅の古い喫茶店。 そこにはいつも昼寝をしている中年男がいる。 鷺森恒一。 元探偵らしい。 本人は否定している。 それなのに瑠夏は毎日のように彼を訪ねる。 小さな事件。 小さな謎。 小さな違和感。 そして誰も気にしなくなった事件。 終わったことになった出来事を、瑠夏だけは忘れられない。 終わったはずの話。

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小説を読もう2026/06/01
  • 現在の作品来たる日のための裁判には、六法全書を持ち込まない