あらすじ
一度大きな戦いに敗北し、AIと電脳世界が発達した近未来の世界。
復興した街の一つである、人々の意識とAIが日常的にリンクする、美しさと醜さが
表裏一体となる、水と電子の大都市「水環都市」。
街の基幹は“アクアネット”と呼ばれる水流型データ回線によって繋がり、空に光る
広告ホログラムと、運河を流れる青白い光が都市を照らし、街には3つの顔がある。
セントラル・リバー区と呼ばれる地域は、探偵事務所やカフェがある中心街で、
常に雨が降っているのが特徴。その雰囲気はノワール調・人情。
アッパーフロート地域の特徴は上層都市であり、AI富裕層が住んでいる。その雰囲気
は眩しいほどに無機質。
サブドック街と呼ばれる地域の特徴は、地下水路の貧民街であり、非合法AI取引が
横行している。雰囲気はサイバーホラー的暗部である。
だが今ではシステムの老朽化が進み、AIインフラの一部は「更新されず、壊れていないだけ」の状態。つまり、街は**“古いAIの幽霊”が棲む街**になっている。人々はそれを知りながら、便利さのために目を逸らしている。
そんな様々な特徴を持つこの街で探偵をしている青年「夢緒掴」と相棒AI「スウェン」。
彼らは今日も、この街の人々とAIが引き起こす奇妙で不可解な依頼を請け負っていく…。