あらすじ
時は東晋末期。貴族が我が物顔で支配する時代。
都・建康の片隅、京口の貧民街で、借金まみれの農民・劉裕は、病の母と幼い妹を養うため、藁にもすがる思いで軍に志願する。
与えられたのは欠けた刀とボロ鎧だけ。
誰もが見下す最底辺の一兵卒。
しかし、初陣で見せた常識外れの武勇が、彼の運命を大きく変える。
無能な貴族将軍を殴り倒し、圧倒的な敵を奇策で屠り、やがては天下を揺るがす名将へとのし上がっていく劉裕。
「てめぇらが生まれで威張るなら、俺は実力で皇帝になる。」
これは、後に「宋」を建国し、武帝と称される男の物語。
史実に基づくリアル成り上がり戦記、ここに開幕。