あらすじ
「図書館での飲食は禁止されています(指定された場所での水分摂取は可能です)」
近頃、多くの場でこういった注意書きを見ることが多くなった、一般的な感覚としては至極当たり前で言われるまでもないという内容だが、いちいち伝えざるを得ない状況が発生しているということなのだろう。
資料が濡れる、汚れる、ひどい場合は破損して修復不可能になる。そんな事態を生じさせないためのルールなので、きちんと守るべきものだが禁止されるとやってみたくなるのもまた人のサガである。ゆえに、どうにかこうにかして、図書館で何かを食べるという禁断の行為を試みようとする者は後を絶たないのだ。