あらすじ
回復魔法の才能が無いためにパーティを追放されたヒーラーのグレン。巨大な筋肉を搭載した外見とは裏腹に、当の本人は自分を「ちょっと骨太なだけ」と信じて疑わない謙虚な男だ。
そんなグレンは、世間知らずな魔導士アニスと、熟練の剣士ライラとの3人で新たにパーティを結成する。立ち塞がるあらゆる困難をグレンの筋肉がなぎ倒していくのだが、当の本人はそれに無自覚などころか、全てはアニスの手柄だと勘違いしていく。唯一の常識人、ライラの心労は募る一方だ。
かつてグレンを追放した者達が不穏な動きを見せる中、それでもグレンは大真面目に言う。「オレはいつか、本物のヒーラーになる」。己の馬鹿力で全てを粉砕しながら。