あらすじ
「貴女、演劇部に入りなさい」
名も知らない人の口から発せられた言葉、それは代わり映えのしない毎日を送っていた彼女を動揺させるには十分な内容であった。
季節は秋。中高一貫校、津々楽学園の高等部。
夏休みも終わりを告げ、高校生活も二学期を迎えた曽根川 ひかるは、下駄箱の中に一枚の手紙が入っているのを見かける。
『放課後授業が終わり次第、東食堂のテラスへ来なさい』
至ってシンプルな文章、手紙の差出人は不明。
色々と疑問が浮かぶ中、ひかるは親友の天見 愛流と共に指定の場所へと向かう。
果たしてテラスで待っていたのは、白金色の長い髪を揺らす美しい女の子だった。
そうしてひかるは女の子から、そんな突拍子もない言葉を投げつけられるのだが……。
ほんの少しの勇気さえあれば、人は変わることができるのでしょうか。
何の変哲もなかった人生が一変した、わずか数ヶ月の物語。
三人の少女が織り成す学園物語が、今ここから始まる。