あらすじ

【借金まみれの底辺宇宙配送員・宇都宮遥。人生初の高額案件――外惑星エウロパへの長距離配達で、一発逆転を狙っていた】 しかし航行四日目、宇宙の片隅で受信したのは、遭難した脱出ポッドからのSOS。 しかも補助コードは――「子供あり」。 救助すれば大赤字。期限超過で違約金。借金はさらに増える。 合理的な相棒AI〈ポチ〉は、「見捨てるべき」と冷徹に告げる。 それでも遥は、たった三十パーセントの可能性に賭け、進路を変えた。 だが、命懸けで回収した脱出ポッドの中にいたのは―― 花柄シールだらけの、壊れかけポンコツAI少女だった。 「お兄ちゃん!」「仕様です」 皮肉屋AI・ポチと、やたら元気な妹系AI・タマ。 宇宙船に増えた“ふたり目の相棒”で、退屈だった六日間の航路は少しだけ賑やかになる。 けれどタマには、誰にも言えない“寿命”が残されていて――。 借金、違約金、ギリギリ配送。 それでも助けたいものがある。 これは、宇宙の底辺配送員と、毒舌AIと、壊れかけAI少女が紡ぐ、 少し笑えて、最後に泣けるスペースロードストーリー。

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小説を読もう2026/06/01
  • 現在の作品小惑星配送便2 ―― 人命救助は赤字上等 ――