あらすじ
すっかり秋が深まり月と一緒に夜長を過ごしている。暇で暇でしょうがない。弄月の湖に残暑の飛龍が大挙するのであらかた退治たらいよいよすることがなくなったが吟遊詩人の血が騒ぐ。今日も今日とて竪琴を鍛えている。漲る闘志を持て余し出張駆除を募った。狩りの解禁に伴い討伐依頼が殺到する。とてもきつい仕事だ。紅葉の影で鋭気を養っていると心配性の小市民が過剰な鎧兜を纏って忍び歩き。見ていて不憫どころか悲しくなる。吟遊詩人の活躍はそんなに不安か。プロの仕事を少しは信用して枕を高くして欲しい。世の中甚だ理不尽だ。