あらすじ

高校二年生の月岡未結は、孤独な日々を生きていた。感情の読み取れないシングルマザーの母を持ち、同級生から奇異な目で見られている。恋人だと思っていた人に裏切られて、友達ともうまくいかない。 死にたいと思っていた矢先、交通事故に遭う。 目が覚めた未結はなぜか、2008年の世界に飛ばされ、高校生の頃の母の身体に乗り移っていた。 強制的に母の人生を生かされる未結は、母が『静灯の家』という新興宗教の2世信者であると初めて知ることになる。 母はなぜ、宗教から逃れなかったのか。 恋愛が禁止とされた『静灯の家』の教えの中で、自分を産み育てた母の真意はーー 母の本当の想いを、母になった未結がなぞっていく。 分かり合えない親と子の、人生の対話がはじまる。 【参考文献】 『みんなの宗教2世問題』/横道誠 株式会社晶文社 『カルトの花嫁宗教二世洗脳から抜け出すまでの20年』/冠木結心 合同出版株式会社 『「神様」のいる家で育ちました〜宗教2世な私たち〜』/菊池真理子 文藝春秋

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エブリスタ2026/05/31
  • 現在の作品わたしたちは神様を手放したかった