あらすじ
仮番だと思っていた婚約者は、私を使い潰した末に見殺しにした。
人狼貴族の娘リーゼ・セレニアは、婚約者オリアンダーを支えるために尽くしてきた。
けれど最後に待っていたのは、彼が別の女と笑う中、傷だらけで死んでいく結末だった。
次に目を覚ましたリーゼは、婚約式の朝へ戻っていた。
もう二度と、あんな男のために自分を削らない。
そう決めた彼女が“月の恵みの枝”を差し出した相手は、一周目では宿敵だった人狼公爵家の次期アルファ、ルシアン・フェンリル。
「俺のほうが君に似合うと思うけど、今からでも考え直せよ」
これは最悪の冗談なのか。
それとも、一周目で見落としていた本当の救いなのか。
裏切られ、殺され、やり直した公爵令嬢が、搾取してきた仮番を捨て、宿敵の人狼公爵と本当の番に辿り着く、やり直し執着ロマンス。
Kindle版限定・書き下ろしエピローグ月の花嫁収録。