あらすじ
辺境の開拓村で、しがない魔術塾を営む38歳のおっさん・エドウィン。魔力値が低く、高度な攻撃魔術が使えない彼は、己を「しがない落ちこぼれ」と蔑み、ただ基礎だけを教える日々を送っていた。
しかし、彼が教えていたのは単なる基礎ではない。魔力効率を極限まで高め、肉体と術式を完璧に同調させる、彼が独自に編み出した「究極の基礎(神理)」だった。
そんな彼のもとを、かつて塾を卒業していった子供たちが次々と訪ねてくる。
「先生をバカにした中央の学園を潰してきました」――帝国最強の聖魔導師。
「先生、私をあなたのナイトにしてください」――人類防衛の要たる聖騎士団長。
「我が師エドウィンを、帝国の最高顧問へ迎える!」――若き現・女帝。
全員が世界を揺るがすSSS級のバケモノに育っていた弟子たちは、恩師を世界最高の栄誉へ押し上げようと、あの手この手で包囲網を敷いていく。
本人のあずかり知らぬところで、おっさんの「第二の英雄譚」が幕を開ける――!