あらすじ
■紹介文
魔物の死体は、死んだあとも世界を侵食する。
血は疫病を撒き、
骨は死者を動かし、
肉は土地を腐らせる。
だから王国は、一つの組織を作った。
――《魔骸運搬局》。
彼らの仕事は、
討伐された魔物の死体を回収し、
解体し、
封印施設まで運ぶこと。
主人公レイン・ハルヴァは、
魔骸運搬局に所属する新人運搬師。
無口で現実的。
人を救うことには興味がない。
だが、死体だけは丁寧に扱う。
英雄に故郷を焼かれた過去を持つ彼は、
“正義”を信じていなかった。
運ぶのは、
村を飲み込んだ腐敗死体。
人を操る骨。
そして、
死んでもなお脈打つ竜の亡骸。
これは、
命を救う物語じゃない。
“終わらない死”を処理する者たちの、
ダークファンタジー群像劇。
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