あらすじ
競竜。それは騎士の競技。
竜と共に空を翔け栄冠を求め競い合う、この国の伝統競技だ。
一頭の竜は三年をかけて、十二の英雄の十二の重賞を翔ける。
優秀な竜はその後、大帝の御前において翔ける栄誉を受ける。
*
夢だった調教師見習いとして働き始めたエムリスは、騎士にして今をときめく天才騎手ベレー・ハイジン=ハストの騎乗する竜、ヤチルテルビナ号を担当することになった。
テルビナをベレー様にふさわしい竜に育て上げられるのか。
ライバル(同門)の育てる竜と、どちらが成績を残せるか。
テルビナとの激動の三年が、そして調教師としての劇的な人生が、ここに始まる。
『赤き竜のための協奏曲』。
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