あらすじ

中央大陸アウレオン。 月神ムーミストを祀る神殿都市メミスは、白い神殿と石畳に囲まれた、美しき聖都として知られていた。 けれど、その聖都は偽りで満ちている。 神官の家に生まれた十六歳のアレク=アルフェラッツは、男として記録され、神官候補として育てられてきた。 だが、彼女の真名はアレクサンドラ。 記録された名と、本当の名がずれたまま、彼女は月神の沈黙に守られて生きていた。 ある日、聖都の奥で受け継がれてきた〈月神の血〉の秘密が動き出す。 十三神官制度。 神殿に隠された禁祈祷。 地底に封じられた終焉の蛇神レ=ザービ=トゥルド。 そして、聖なる都市が隠してきた“偽りの祈り”。 名は、誰のために記録されるのか。 祈りは、誰のために沈黙するのか。 これは、偽りの聖都で、ひとりの少女が自らの名と月神の真実に触れる神話幻想譚。 ※ローゼン・サーガシリーズの一作ですが、本作単独で読めます。

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小説を読もう2026/05/31
  • 現在の作品月神の血と偽りの聖都 〜その聖都は、祈りではなく偽りで満ちていた〜