あらすじ
かつて王国最強の暗殺組織《夜鴉》で“伝説”と呼ばれた男、レオン。
成功率100%。
失敗ゼロ。
正体不明。
数々の要人暗殺や魔物討伐をこなし、裏社会で最も恐れられた存在だった。
しかしある日、彼は全てを捨てる。
「もう働きたくない」
そうして辺境の町で小さな道具屋を開き、平穏な第二の人生を始めた。
……はずだった。
駆け出し冒険者を助ければ英雄扱い。
ついでの配達で魔物の群れを壊滅させれば伝説扱い。
適当に作った道具は国家級の宝物認定。
本人はただの道具屋のつもりなのに、周囲の評価だけが勝手に上がっていく。
さらに彼を知る元部下や王国の重鎮、最強クラスの冒険者たちまで現れ始め――。
これは、静かに暮らしたい元SSS級暗殺者が、道具屋を営みながら時々冒険者をしていたら、いつの間にか世界中から注目されてしまう物語。
「俺はただの道具屋なんだが?」
そんな言い訳が誰にも通じない、無自覚最強ファンタジー。