あらすじ
どこにでもある砂でも水と合わせて磨けば光る存在になる、という信念のもとに立上げられたという大学演劇サークル「劇団どろだんご」。
華やかな世界を支えるのは泥にまみれた日々なのだ、スポットライトを浴びる者の陰には、姿を見せずに機材を操る者がいる。魂込めてナグリ(金づち)を振るい、コードをさばき、針を操り、ハンドルを握り、小銭を数え、脚立に登り、頭を下げる。
奴らが動けば何かが起きる(八割がた迷惑なこと)、微調整の利かない有り余るエネルギーを宿してむさ苦しく走る、若人たちの明日はどっちだ!
こっちだ!
違うよ、戻れ!!
やっぱ行けっ!!!
劇団活動の地味な部分を主に描く青春演劇群像劇、役者が演じる場面はほとんど出てきません。
なお、この物語はフィクションです。