あらすじ
「俺が絶対におまえを守る」
咲久耶(さくや)は17歳。
託宣により、小国から大国の皇子である紅蓮(ぐれん)に嫁いだ。
だが、夫である紅蓮に放置され、使用人や側室に虐められる日々。
咲久耶は密かに故郷に帰るため、護符を作ることにした。
護符を作るため花を摘もうとした咲久耶は庭で紅蓮に出会う。
紅蓮はみすぼらしい格好の咲久耶を侍女と間違え、交流が始まる。
紅蓮の人となりを知り、仲を深めていくふたり。
そして、咲久耶のささやかだと思われた力が、実は紅蓮が求めていたものだとわかり――。
冷遇されていた姫が夫に心底愛されていく話。