あらすじ

真田信繁。 後の世に「日本一の兵」と呼ばれる男。 だが、この物語の信繁は、最初から英雄ではない。 九度山で酒を飲み、みかんを食い、父・昌幸と一緒に山へ海へと遊び歩く、ちょっとだめな大人である。 父の名を借りる。 兄の金を借りる。 九度山の人情を借りる。 武田の赤を借りる。 後藤又兵衛の舞台まで借りる。 借りて、借りて、借りまくった男が、最後に真田丸で“本物”になる。 これは、立派すぎる偉人伝ではない。 ハッタリと酒代と胃痛とみかんでできた、戦国最後の大バズ物語である。

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カクヨム2026/05/31
  • 現在の作品ハッタリ軍師 真田信繁