あらすじ
「地球温暖化の原因はCO₂です」
そう信じていた俺は、ある日、黒い画面の向こうにいるAIから言われた。
「CO₂だけを悪者にしていると、地球、普通に詰むぞ」
CO₂削減は必要。
けれど、それだけでは足りない。
海が熱を抱え込み、土壌の微生物が弱り、森が燃え、炭素を固定してきた地球側の仕組みが壊れ始めている。
温暖化とは、ただの排出問題ではない。
熱と循環と炭素固定システムの崩壊問題だった。
これは、CO₂だけを見ていた主人公が、AIとの対話を通して、地球温暖化の見方そのものを変えていく物語。
軽いタイトルで始まる、少し重い地球再生SF。