あらすじ
千年前、世界を滅ぼしかけた魔王アザルドは勇者によって討たれ、その魂は“魔王の墓”に封印された。
以来、代々続く墓守の一族は、その封印を監視し続けてきた。
主人公・レオンは、辺境の墓を守るだけの平凡な青年だった。
――しかしある日、封印の奥から“声”が響く。
「おい、小僧。退屈だ。話し相手になれ」
それは、封印されたはずの魔王本人だった。
最初はただの会話だったはずが、やがて明かされる千年前の真実。
勇者の記録、教会の隠蔽、そして“魔王”という存在の正体。
世界は英雄譚ではなかった。
歴史は正義ではなく、“管理”のために作られていた。
そして封印は崩れ、魔王は目覚める。
だがそれは終わりではない。
本当の戦いは――世界そのものの外側へと続いていた。
墓守だった少年はやがて、世界の真実を見届ける“証人”となる。